大相撲 ▽名古屋場所2日目(13日、愛知・IGアリーナ)

 横綱・大の里(二所ノ関)は初日黒星にショックを受けたに違いない。もろ手突きの立ち合いから右が差せない悪い流れで、すぐに引いて墓穴を掘った。

体の張りがなく、肩から胸の筋肉が少し薄くなっているようにも見え、稽古量が足りないのは明らかだ。藤ノ川(伊勢ノ海)には今年の春場所、引き落としで負けている。動き回る相手でも、恐れずに前に出て活路を見い出したい。

 一方の大関・霧島(音羽山)は豊富な稽古量を十分に感じさせる初日だった。圧力で藤ノ川を足元から崩した。2日目は王鵬が相手。過去の対戦は十両以下を含めると8勝4敗と圧倒。立ち合いでミスさえしなければ問題ない。

 次の大関候補は誰かと聞かれると、誰もが義ノ富士(伊勢ケ浜)と答えるだろう。今場所は首を痛め、調整不足が懸念されたものの、初日で大の里を蹴散らした。新三役ではあるが、底力は十分。カド番の大関・琴桜(佐渡ヶ嶽)には過去4戦全敗でも、懐に入って我慢できなくなった琴桜が引くタイミングを待ちたい。

編集部おすすめ