サッカーの水準向上と国際社会との親善および交流を目的とした『Jリーグインターナショナルシリーズ2026 アカデミーマッチ』が24日に行われ、味の素フィールド西が丘でU-15 Jリーグ選抜とリヴァプールFC U15が対戦。FW礒部怜夢(鹿島ジュニアユース)などのゴールにより、Jリーグ選抜が1-0で勝利を収めた。


 試合は雷雨に見舞われ、約1時間にわたる中断と試合時間の短縮(30分ハーフに変更)という不測のアクシデントが発生。しかし、選手たちに動揺の色はなく、Jリーグ選抜を率いた城和憲監督は、「選手たちも落ち着いて『これもサッカーだろう』ということで、しっかり対応してくれた」と話し、アクシデントすらも成長の糧とする姿勢を評価した。

 対戦相手のリヴァプールU15は、1つ上の世代が中心ということもあり、個々の身体能力も高く、特にウインガーのスピードには手を焼く場面も見られた。日本国内では滅多に味わえないフィジカルに加え、試合時間の短縮により試合自体の強度も高くテンポも早くなる展開に。城監督は「展開が早すぎた部分があり、もう少しボールを握りたかった」としつつも、「ギリギリのところで身体を張って守れたのは大きな収穫」と、手応えを口にした。

 このタフな一戦に臨むにあたり、大きな刺激となったのが豪華なコーチ陣の存在だ。今大会でセットプレーを担当する中村俊輔コーチは、午前中に1時間ほどのミーティングを実施したとのこと。その場で世界最高峰のプレー映像を交えながら「10代の選手たちが活躍していること」や「世界基準」の意識を提示。その上で「数日間で急激に成長するわけではないけれど、得た知識を自チームに持ち帰って還元することは有益」と語り、高い目線でプレーし続ける重要性を説いた。

 今回の一戦により、世界の強豪相手に「できたこと・できなかったこと」をダイレクトに体感した若武者たちが、修正点や課題をどのように感じ、26日にも予定されている同一カードでどのように表現してくれるのか。日本サッカーの将来を担うであろう逸材たちのさらなる活躍に注目だ。同一カードで行われる第2戦は、26日(日)の18時30分から味の素フィールド西が丘で行われ、試合の模様はJリーグの公式YouTubeチャンネルでもライブ配信される。



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