新シーズンからマンチェスター・シティを率いるエンツォ・マレスカ監督は、偉大なる前任者との比較について率直な思いを語っている。スポーツメディア『ESPN』が伝えている。


 2026-27シーズン開幕を間近に控える中、クラブとして大きな過渡期を迎えているマンチェスター・シティ。2016年に就任したジョゼップ・グアルディオラ前監督の下では昨季限りでクラブを離れるまでプレミアリーグ優勝6回、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇、FAカップ優勝3回、カラバオカップ優勝5回という黄金期を築き上げた。

 そのサッカー界最高峰の指揮官からバトンを受け継ぐことになったのは、そのスペイン人指揮官の下で副官を務め、レスター・シティ、チェルシーを指揮してきたイタリア人指揮官のマレスカ監督だ。

 韓国でのプレシーズンツアー中にソウルに滞在していた指揮官は、『BBCスポーツ』やその他のイギリスのサッカーメディアの取材に応じ、その前任者との比較に関して率直な思いを語った。

「10試合を終えた時点で、勝ち点が10であれ、20であれ、30であれ、人々は必ずペップの成績と比較するだろう。だが、それは私にとってプレッシャーにはならない。レスターやチェルシーにいた頃から何度も言ってきたが、彼は過去15~20年間で世界最高の監督なのだからね」

「彼がスペインで始めた頃は誰もがバルセロナのようなプレーを望み、ドイツへ移れば誰もがバイエルンのようなプレーを望み、そしてイングランドに来れば誰もがシティのようなプレーを望むようになった」

「誰かに『彼の後任を務めるのは不可能な仕事ではないか』と聞かれたが、そうかもしれない。しかし同時に、それは名誉なことでもある」

 また、マレスカ監督は「数時間をともに過ごした。シーズン終了前から、夏の休暇中に一緒に時間を過ごそうと計画していたんだ」と、マンチェスター・シティと正式に契約を結ぶ前日にバルセロナでグアルディオラ前監督と会談したことを明かした。

「先入観を持たずに、自分の目で物事を見るのが好きなんだ。もちろん、彼は長年ここにいたから、彼なりの考えを持っている。だが、実際に現地へ行き、自分の目で物事を見て、全体像を把握することも必要なんだ」

 偉大なる前任者の後任を担うという最も厳しいタスクを背負うイタリア人指揮官が率いる新生マンチェスター・シティは、8月23日に本拠地エティハド・スタジアムで行われるボーンマス戦で新たな船出を迎える。

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