アトレティコ・マドリードは、DFマルク・プビルに関心を寄せたアーセナルに対して、“非売品”だと通達したようだ。13日、スペイン紙『アス』が報じている。


 2025-26シーズンのラ・リーガにおいて、大きなサプライズとなったプビル。アルメリアから加入したパリ五輪の金メダリストは、ディエゴ・シメオネ監督に右サイドバックからセンターバックにコンバートされると大ブレイク。最終ラインの主力の座を射止めただけにとどまらず、FIFAワールドカップ2026に臨んだスペイン代表のメンバーに滑り込み、優勝まで経験した。

 そんなプビルを「未来を築くための重要な戦力」と見なしているロヒブランコスの上層部は、それと同時に他クラブの目を惹いていることも十分理解しているとのこと。スペイン紙『アス』によると、チャンピンズリーグで対戦した際にプビルに惚れ込んだミケル・アルテタ監督に要請された、アーセナルが接触していたのに対して、アトレティコ・マドリードは「非売品」と通達したとされる。

 実際、アトレティコ・マドリードは、かねてよりプビルと新契約締結の交渉を開始しており、これは「パフォーマンスに見合う待遇を与えるとともに明確なメッセージとなる」と“アンタッチャブル”な存在であることをより誇示するものだという。さらに、選手本人も「クラブやクラブのプロジェクト、アトレティから与えられた地位に対して、強い愛着と絆を感じている」と同紙は指摘。「チョロ(シメオネ監督の愛称)の戦士になりたい」という1年前に抱いた思いは、今も変わっていないようだ。

 アトレティコ・マドリードとプビルの現行契約には、5億ユーロ(約920億円)の解除条項が盛り込まれており、『メトロポリターノ』に居を構えるクラブは譲歩するつもりないとのこと。アーセナルも、同選手獲得のためにあらゆる手を尽す覚悟だったとされるが、「現時点で移籍不可能」と付け加えている。
編集部おすすめ