アトレティコ・マドリードは15日、トッテナム・ホットスパー(スパーズ)からアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが完全移籍で加入することを発表した。

 ロメロの獲得には複数クラブが関心を示していたが、アトレティコが争奪戦を制して、2031年夏までの5年契約を締結。
スペイン紙『マルカ』によると、アトレティコがスパーズに対して支払う移籍金は、固定の3500万ユーロ(約64億円)+ボーナス最大500万ユーロ(約9億円)となる。また、アトレティコが将来的に同選手を他クラブへと売却する場合、その移籍金の15パーセントをスパーズが受け取る条項も盛り込まれたようだ。
 
 現在28歳のロメロは2021年夏にアタランタからスパーズに加入。センターバックの絶対的なレギュラーとして、公式戦通算156試合に出場し、2024-25シーズンにはクラブにとって41年ぶりとなるヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献した。

 昨夏に契約を2029年夏まで延長し、2025-26シーズンは韓国代表FWソン・フンミン(現ロサンゼルスFC)からキャプテンマークを引き継いだ。しかし、昨シーズンはスパーズが残留争いに巻き込まれ、辛くもプレミアリーグ残留を果たしたものの、ロメロは主将としての役割を全うできず。公式発表よりも先にSNSでスパーズ退団を発表した際には、「僕は完璧ではなかったと分かっている」と認めつつ、「常に全力を尽くしてきた。すべてに感謝している」とクラブやサポーターに謝意を伝えていた。

 ディエゴ・シメオネ体制15周年を迎えようとしているアトレティコにとって、FIFAワールドカップカタール2022優勝メンバーのロメロは、チーム4人目のアルゼンチン人選手に。デンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンド、スペイン代表DFアレハンドロ・グリマルド、韓国代表MFイ・ガンインに続く、今夏4人目の補強となった。
編集部おすすめ