フィギュアスケートで新たにアイスダンス挑戦を表明している「しょまりん」こと本田真凜、宇野昌磨(ともにトヨタ自動車)が14日、都内で報道陣に練習を公開した。カップル結成後は初公開で、テレビカメラ15台にメディア65人が集結。

本田は「(リンクに)入った時に、カメラの数に驚いた」と語り、宇野も「これだけ多くのカメラの前で公開練習をしたことは、僕のシングルの時も一度も経験したことがなかった」と目を丸くした。

 五輪2大会連続メダルの宇野と、元世界ジュニア女王の本田は24年に一度、現役引退。22年に交際を公表している2人は、24年10月にアイスダンス挑戦を決意し、今年5月に「しょまりん」として2030年五輪を目指すことを発表した。「膝を曲げるタイミング、曲のどこで滑るという点数にならない部分に時間をかけている」と宇野。細かな共同作業に「練習する分だけ自分たちが成長するというのを感じて楽しくやっています」と、充実感をにじませた。

 今季使用するプログラムは、リズムダンスが「ポエタ」、フリーダンスが「四季」であることも発表。試合には、宇野のシングル時代の師でもあるステファン・ランビエル氏が帯同するが、指導者は限定しないという。この日約30分の練習では、アイスダンス元五輪メダリストの小松原美里さんがコーチング。宇野は「アイスショーが終わり次第、色んな拠点に行って、色んな世界最高レベルのコーチたちに教えてもらって取り入れていければ」と、語った。

 初陣は、全日本選手権(12月24~27日、大阪・東和薬品RACTABドーム)に向けた予選会(群馬・ALSOKぐんまアイスアリーナ)を予定。2人は4年後のフランス・アルプス地方五輪を目指しており、デビューシーズンを迎える。本田は「1年前だからとビビらずに、爪痕をしっかりと残すつもりで頑張っていきたい」と意気込み。

宇野も「自分たちが望む結果を目指して、アイスダンスを楽しくできるように、この1年間、そして4年間頑張りたい」と見据えた。

編集部おすすめ