お笑いコンビフットボールアワーが17日、大阪・ミナミのなんばグランド花月で「フットボールアワー26」を開催。15年ぶりに実施した昨年に続いての単独ライブで、漫才を中心に1時間半の話芸を披露して、満員のファンを楽しませた。

 サンパチマイクがセンターに立っている舞台に、下手から現れたフットの2人。そろいのブラウンのスーツは岩尾望がシングルで、後藤輝基はダブル。客席を見渡した岩尾が「高齢の男性が多い。アクスタとか欲しがらなそう」とグッズの売り上げを気にするツカミ一発で地元・大阪のファンをKO。51歳の岩尾に年下(と言っても46歳)の彼女ができたという漫才ネタで爆笑に導いた。

 コント「サファリパーク」に続いてはコント漫才。後藤の11歳の息子にまつわる話題だ。「担任の福谷」(副担任みたいでややこしい)の岩尾が、後藤ジュニアの問題行動(父譲りの例えツッコミがえげつない)を父・後藤に告げ口して、注意するよう促す。だが、結局は後藤が岩尾の頭頂部をガッツリとツッコみボケ倒す。さらに問題があるのは実は「福谷」の方だったという流れのネタだ。

 「もうええわ」で両者がハケるとVTRが流れる。吉本興業東京本社の一室でたたずむ岩尾。

その横にガチの後藤ジュニアが現れる。「大阪弁の人と一緒にいたら大阪弁になる」という“バイリンガル”のジュニア。パパは家で「岩尾と最近仲ええよ」と相方について話をすると明かし、将来は漫才師ではなく「建築士になりたい」そうだ。

 さらにコント「たかandじん」。伝説のトーク番組「たかじんnoばぁ」のセット風のステージに現れた赤スーツにサングラスの岩尾がボーカルで、青スーツにサングラスの後藤はギター。「テツandトモ」の「なんでだろう」のフォーマットで、やしきたかじんよろしく大阪女の情念を「なんでやろ~」「やっぱ好きやねん」(言うてもた)と歌い上げた。

 再び岩尾と後藤ジュニアのトーク。岩尾が「自分(後藤ジュニア)が、とと(後藤)を笑かせたらうれしいか?」と聞くと、ジュニアは「うん。うれしい」。すると岩尾は「一緒や」。一気に距離が縮まった。

 さらに(おそらく生成AIの)映像を使った漫才。

最後は岩尾が後藤に「SNSをやれよ。俺はSNSをやめて料理始める」と話す漫才と重ねた。

 エンディングは2人のトーク。「たかandじん」を振り返り、岩尾は「声が飛びかけ…」と苦笑い。後藤は「(岩尾は)歌うの下手すぎ。何べんもこいつのためにコード変えて」とネタばらし。そして「テツandトモさんリスペクトで、トモさんの使ってるギターを探して、買って使った」と妙なこだわりも明かした。岩尾と後藤ジュニアのトークについては、後藤は「ほんまもんの息子ですよ。配信あるんですよ。配信のときは顔隠してますからね」と明かして、岩尾も「来場者特典!」とニヤリ。「次回は下の双子としゃべります」と笑わせた。

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