◆JERAセ・リーグ 巨人4×―1中日(17日・東京ドーム)

 ウィットリーは5回までは完璧、文句のつけようがないピッチングだったけれどなあ…。

 でも、いかんせんスタミナがないよ。

5回までで球数は75。もう少し行けるかと思ったけれど、6回になったらもう別人。ストレートが抜けるのは、立ち上がりから続いていたが、それまで決まっていた変化球も、全く入らなくなってしまった。2死三塁から3連続四死球で押し出しでは、前半の好投も台無し。もったいないとしか言いようがないよな。

 自己最多の11奪三振だそうだ。でも野球は、三振の数を競うゲームじゃないんだよ。三振を取って勝つならいいが、同点で交代では意味がない。一つの打席で球数を要するより、11のアウトをもっと効率的に取った方がいいに決まっているさ。

 マルティネスを中心に後ろがしっかりしているし、現代野球は投手分業制。とはいえ、巨人のピッチャーは6回にガタッと崩れてしまうことが目立つ。先発投手はせめて7~8回、球数で言えば120球はしっかり投げてくれないと、いずれ救援陣にしわ寄せが来てしまうぞ。

(スポーツ報知評論家・堀内 恒夫)

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