◆第108回全国高校野球東東京大会▽4回戦 東亜学園9―5雪谷(17~18日・神宮)

 都立の強豪で、2003年以来23年ぶりの聖地を目指した雪谷が5―9で東亜学園に敗れた。

 序盤から波乱の展開だった。

前日は初回に3点を奪ったものの、その裏に5点を奪われ逆転された。さらに両チーム1点を追加し、2回裏を終えたところで雷によって中断。1時間9分後に再開するも、3回裏の東亜学園の攻撃中に再度中断し、継続試合となった。

 先発した最速148キロのエース右腕・松岡史穏投手(3年)は継続試合となったことが、図らずも後押しとなった。試合は3回裏の無死一塁から再開したが、それまでは6四死球と制球に苦しんだが、18日のみで見れば6イニングで4安打2四球3失点と切り替えに成功し完投し「低めに真っすぐ決まっていたところが良かった」と振り返った。無念の敗戦も「(前日から)気持ちの切り替えができた。後悔しないようなピッチングを心がけて投げ切れた」と語った。

 高校卒業後はプロを目指す。これからの野球人生に「支えてくれている人がいる中で、野球をできるということが当たり前じゃないことに気づかされた。これから自分の行く道がどんな道であろうと、感謝を伝えられるようなピッチャーになりたい」。松岡の新たな挑戦が始まる。

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