大相撲名古屋場所8日目(19日、愛知・IGアリーナ)

 横綱・豊昇龍(立浪)は東前頭4枚目・大栄翔(追手風)を押し出し、2敗をキープした。立ち合いでもろ手で来た相手に構わず前に出て、引きを逃さず低い姿勢で押し出した。

 大栄翔とは過去14勝6敗だが、今年の初場所、春場所と2場所続けて金星を配給していた。「終わったこと。あまり意識はしてなかった。今日のことしか考えていなかった」と平常心で臨んだと強調。中日を終えて2敗で折り返したが「いいところも悪いところもあった。ちゃんと考えながら相撲を取っていきたい」と後半戦へ気を引き締めた。

 この日の白星で初土俵から通算400勝目に到達した。報道陣から伝えられ「そうなの? 知らなかった。良かったです」と感心した様子を浮かべ、「何敗してるの?」と逆質問。230敗だと知ると「終わったからね。いつまでも終わったことを、あの時ああすれば良かったとか、そういう考えは良くない。明日のことだけ考えていきたい」と過去を振り返らない姿勢を貫いた。

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