◆JERAセ・リーグ 巨人6―1中日(19日・東京ドーム)

 流れを断ち切った。重圧から解き放たれ、巨人・中川は左拳を握り表情を緩めた。

3―1の8回2死満塁、一打同点の場面でマウンドへ。「頑張って抑えよう」。選択したのは3球連続フォーク。気迫の3球目で代打の阿部を中飛に抑え、リードを死守した。

 加入後初先発の小笠原が6回無失点。奮闘する姿に刺激をもらった。「せっかく勝っている状態で渡してくれた。中継ぎとしてしっかり勝ちをつなげるのが仕事」。8回から登板した赤星が満塁のピンチを招き、続く船迫が押し出しで1点を献上。なおも2死満塁で登場し打者を仕留め、仲間を救った。

 この日は5人の救援陣でリレー。「みんなでつないで最後勝てればそれが一番」。

32歳、ブルペンの精神的支柱が、背番号98の一番星を死守した。(北村 優衣)

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