21日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・午前9時)に、森山直太朗(50)が出演。シンガー・ソングライターになった“2人の恩人”について語った。

 今年デビュー25年目を迎える。母は歌手の森山良子。子ども時代は「これをなりわいとして何十年も続けていくのは、苦労とか人間関係の難しかったところも、近くで見てたから、これは趣味にとどめておくのが吉だなみたいに思ってた」と直太朗。「自分も音楽をやったらそういう目で見られるのも億劫(おっくう)だったし、誰それの息子だから歌えるんじゃないかと見られたり聞かれたりするのもすごく嫌だった」と話した。

 しかし、音楽への道を後押しする出会いがあった。自宅にさまざまなミュージシャンが来る環境で「僕が中学校ぐらいの頃だったけど、玉置浩二さんが家に来て、お食事会みたいな感じなんだけど、ギター一本あるとみんなミュージシャンだからビートルズとかオールドソングを歌い合う。玉置さんがポンと歌った時の衝撃は忘れられなかったですね」と直太朗。

 玉置が歌ったのは、後に「SACRED LOVE」のタイトルでリリースされる未完成の曲。「かっこいいを通り越してなんか昇天するというか、自分の魂に語りかけてくれるような、そんなひとときだった」と振り返った。

 「あんなふうに声を出してみたいな、あんなふうに何か表現できたらどんなに気持ちいいだろう」「一つの好奇心や衝動を突き動かしてくれた大きな出来事だった」と語った。玉置からは「直太朗は絶対、音楽の世界に来るって。当たり前だよ」と言われていたという。

 そしてもう一人の恩人は母の良子。曲作りから始めた音楽活動だったが「人前で何かやるってことに対する度胸とか、羞恥心もあっって」、初めて作った『高校3年生』という曲を歌ってくれる人はいないかなと考えていた時、「ふっと横を見たら、台所でおみそ汁とか作ってたんで、母が。あっ、一番近くにいた!と思って、頼んだのが最初だった」と明かした。

 そして、「(良子が)レコーディングとかしてくれたんだけど、『やっぱり、あんたが歌った方がいいわよ』みたいなことを言われた。歌ってほしいけど、誰かに背中を押されたいという気持ちもありながら、外堀から埋めていったところが、もしかしたらあるのかもしれない、自信がないから」と、当時の気持ちを打ち明けた。

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