◆JERAセ・リーグ 巨人11―5広島(21日・東京ドーム)

 復帰2登板目。いい時の山崎に近づいているなという投球やったね。

直球は150キロを超えるなど球威も十分やったし、スライダーも切れがあった。前半、フォークの落ちがイマイチかなとも思ったけど、しっかりゲームメイクしたのは大きい。状態は80%ぐらいかな。大城のリードも緩急を使いながら山崎の持ち味をうまく引き出していたね。

 山崎は今季初勝利。本人もまずはホッとしていると思うよ。後半戦を前に、山崎がいい状態で先発ローテに戻ってきたことは大きい。このままだと、セ・リーグ優勝の行方は巨人と阪神の一騎打ちになる。森下、佐藤、大山を擁する阪神打線を抑えないと、巨人は優勝できない。そんな中で力勝負ができる山崎は、阪神戦にどんどんぶつけていきたい投手。さらに状態を上げてほしいよね。

 打線の援護も山崎の好投を後押しした。

今季、こんなにつながる巨人打線を見るのは初めてよ。前半戦はここ一本がなかなか出ずに、残塁も多かった。この日は本塁打なしにつないで大量得点ができた。投打にチーム状態が上向きの中で週末、甲子園での阪神戦に臨めるのは好材料やね。

 山崎は責任感の強い男。前半戦、貢献できなかった悔しさを胸に秘めていると思う。後半戦のしびれる試合で好投して、意地を見せてほしいね。(スポーツ報知評論家・村田 真一)

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