今年1月の第102回箱根駅伝で大会史上初となる同一チーム2度目の3連覇(計9度目)の優勝を果たした青学大が22日、相模原市の相模原キャンパス陸上競技場で3000メートルの学内タイムトライアルを行った。梅雨明けした猛暑の中、箱根駅伝6区3位の石川浩輝(2年)が7分59秒(手元計測で記録は非公認)でトップを取った。

黒田然(3年)が2位、主将の中村海斗(4年)が3位に続いた。

 スタート直後、飯田翔大(かいと、3年)が先頭に立ち、その後、平松享祐(4年)がトップで1000メートルを2分39秒5で通過。残り800メートルで石川がトップに浮上し、そのままトップでゴールした。「(1キロ)2分40秒のペースは速く感じなかったので、余裕を持っていけて、ラストスパートできました。駅伝シーズンに向けて、夏合宿はいい練習をしていきます」と石川は充実の表情で語った。

 青学大では夏合宿に突入する直前のこの時期、原晋監督(59)が「究極の追い込み練習」と重要視する3000メートルのタイムトライアルを行うことが恒例。昨年は飯田が7分54秒7の好タイムでトップを取り、そのまま、主力に成長。昨季の全日本大学駅伝では6区区間賞、箱根駅伝はエース区間の2区で5人抜きの区間10位と力走した。今季も灼熱(しゃくねつ)のタイムトライアルで激走した石川は、出雲駅伝、全日本大学駅伝、そして、箱根駅伝では得意の6区で激走が期待される。

 この日、2位の黒田、中村は学生3大駅伝の出場経験がないが、今季は大きく飛躍する可能性を示した。

 6月16日に右足首を骨折した原監督は7月19日に約1か月ぶりに現場復帰。節目の10回目の優勝を狙う第103回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて、8月から試練の夏合宿に臨む。

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