J1清水は23日、静岡・三保グラウンドで練習を行った。新シーズンの主将に就任したDF住吉ジェラニレショーンが、大役を担う覚悟を語った。

 主将就任は、10日から20日まで行われたオーストリア遠征中に決まった。遠征序盤、吉田孝行監督から打診を受けた。百年構想リーグで積極的に声を出し、責任感を持ってプレーする姿が評価された。指揮官は住吉を主将に選んだ理由について、「引き続き変わってもらいたい。さらに殻を破ってもらいたい」と期待を込めて語る。

 ただ、本人はすぐに受け入れたわけではなかった。「プレッシャーは感じました。でも、こういう経験はサッカー選手全員ができるわけではない。今までは役職に就きたくないタイプだったので、このタイミングでやることで自分にプレッシャーをかけたいと思った。チームのために何を優先すべきか、勝つために何を考えなければいけないかという立場になったので、自分の成長にもつながると思い、決断しました」と振り返った。

 前主将はドイツ1部ボルシアMGへ移籍したMF宇野禅斗。その前の2025年シーズンはFW北川航也が務めた。

「人それぞれ描いている主将像は違うと思う」と話した住吉が理想に挙げたのは、21年から24年まで所属した広島で主将を務めていたDF佐々木翔だ。今年の特別大会でも主将としてチームを引っ張っており、「自分の中ではすごく頼もしい存在でしたし、試合で締めるところは締める。独特の空気感は若い頃に味わったので、ああいうキャプテンには憧れがあります」と明かした。8月8日の名古屋との開幕戦へ向け、最終ラインを統率するだけでなく、新主将としてチーム全体をけん引する。

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