大相撲名古屋場所14日目(25日、愛知・IGアリーナ)

 安青錦(安治川)を1差で追う関脇・熱海富士(伊勢ケ浜)は10勝を挙げ、大関昇進の起点を作った。乗っている時の熱海富士は手が付けられない。

獅司(雷)との3敗対決も通過点だろう。腰が割れているから、押される心配がない。しかも小手先の相撲に走ることなく、余裕を持って押し返すことができる。今場所の熱海富士は強い。

 単独トップの安青錦は3敗の尊富士(伊勢ケ浜)と対戦。今場所の安青錦は落ち着きがあり、相手を見ながら相撲を取っている。尊富士は13日目の大の里(二所ノ関)との一番で軽さを露呈した。横に動いて勝機を見いだしたいところだが、安青錦も十分に分かっている。

 結びは7勝の横綱・大の里と13日目になんとか勝ち越した大関・琴桜(佐渡ヶ嶽)との対戦が組まれた。早く勝ち越しを決めたい大の里。一方の琴桜はカド番を脱出して多少、気持ちに緩みが出ているかもしれない。189キロの大の里が立ち合いから走るのか。

178キロの琴桜が2本差しで前に出るのか。立ち合いがポイントになる。

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