◆米大リーグ ホワイトソックス―アストロズ(26日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が26日(日本時間27日)、本拠地・アストロズ戦に「2番・一塁」でスタメン出場し、1点を追う初回無死一塁の1打席目に復帰後12戦、49打席目で初アーチとなる21号逆転2ランを放った。

 フルカウントからの6球目だった。

先発右腕・ブランコの外角スライダーを振り抜くと、打球は逆方向にグングン伸びていった。本拠地のファンが大きく沸き上がる中で、左翼席に飛び込む21号逆転2ラン。打球速度は104・1マイル(約167・5キロ)、打球角度30度、飛距離385フィート(約117メートル)の一発だった。

 久々に村上が快音を響かせた。右太もも裏の肉離れを経て、10日(同11日)に、5月29日(同30日)の本拠地・タイガース戦以来、42日ぶりにメジャー復帰。復帰からの12試合は全試合で出塁しているが、これまで本塁打はなく、この日の試合開始前の時点で復帰後は38打数7安打の打率1割8分4厘とまだ調子が上がりきっていなかった。

 本塁打は5月27日(同28日)の本拠地・ツインズ戦でリーグ一番乗りで20号を放って以来、60日ぶり。18年に大谷翔平(当時エンゼルス)がマークした、昨季までの日本人1年目の最多本塁打記録(22本)にも王手をかけた。なお、ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が10日(同11日)に並び、現在23本塁打を放っている。

 5月29日(同30日)の本拠地・タイガース戦の2打席目に一塁を駆け抜けた際に右太もも裏を痛めて途中交代。肉離れで復帰まで4~6週間と診断されて負傷者リスト(IL)に入って無念の離脱となった。それでも前半戦最後に復帰したことで、オールスター、本塁打競争にも出場。

前半戦を「評価としては50点くらいと思っている。けがせずにシーズンを戦うのが目標でしたし、それを達成できなかったことはすごく残念ですけど、そこを振り返ってもしょうがないので残りの試合けがせず頑張りたい」と振り返っていた。

 ヤクルトから2年3400万ドル(約54億円=契約時のレート)の契約でホワイトソックス入りした村上。開幕前にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場し、開幕からは3試合連続本塁打という鮮烈なデビューを飾った。

 その後も、4月17日(同18日)の敵地・アスレチックス戦から同22日(同23日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では日本人&球団最長タイの5試合連続本塁打もマークし、5月に月間最優秀新人に輝くなどコンスタントに本塁打を打ち続け、チームの55試合目だった5月27日(同28日)の本拠地・ツインズ戦ではリーグ一番乗りで20号を放ったが、その後離脱となった。

 チームの104試合目での21号。レギュラーシーズン162試合に換算すると、32・7発ペース。日本人メジャーリーガー1年目では初となる30本塁打も視界に捉えている。この日は自身のボブルヘッド人形が配布された一戦で試合前には両親が始球式も務めたが、自ら花を添える形となった。

 ◆日本人選手の1年目の本塁打上位

 〈1〉23 岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 〈2〉22 大谷翔平(18年、エンゼルス)

 〈3〉21 村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈4〉18 城島健司(06年、マリナーズ

 〈5〉16 松井秀喜(03年、ヤンキース)

 〈6〉15 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、吉田正尚(23年、レッドソックス)

 〈8〉14 鈴木誠也(22年、カブス

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