◆第108回全国高校野球三重大会▽決勝 三重12―3近大高専(27日・四日市霞ケ浦)

 三重は全員安打で12得点を奪って近大高専を下し、2022年以来4年ぶり15度目の夏の甲子園出場を決めた。

 初回1死二、三塁の好機。

4番・福田篤史外野手(3年)の右犠飛で先制すると、連打や敵失が絡み、一挙5点を先取した。4回に3点を返されたが、5回無死からは前野元佑(げんすけ)外野手(2年)が右翼席に飛び込むソロ本塁打を放ち、再びリードを広げた。さらに7回、三重打線はまだまだ止まらない。打者一巡10人の猛攻で6得点を加えた。 

 投げては先発・上田晴優投手(3年)が4回に3失点を喫すると、5回からは古川稟久(りく)投手(3年)がマウンドに立った。8回まで安定した投球を見せたが、9回2死から連続死球を与えて降板。最後はエース・吉井海翔投手(3年)が三振で締め、優勝をつかみとった。

 初戦から準々決勝まではコールドで勝ち進み、圧倒的な打力を見せた。準決勝では津商を相手に最大5点差をひっくり返し、決勝へコマを進めた。

 今春のセンバツは強豪・大阪桐蔭相手に大接戦の末、2回戦敗退。この日、本塁打を含む3安打の前野は「準決勝では思うように結果が出ず、迷惑をかけてしまったところもあったので、決勝ではチームの役に立てるように頑張りました。春は悔しい思いをしたので、夏は絶対に優勝して帰ってきたいと思います」と意気込んだ。

 

 ◆三重の戦績◆

2回戦  12―2津東

3回戦  13―3高田

準々決勝  7―0いなべ総合学園

準決勝   7―6津商

◆三重大会の過去5年の優勝校◆

2021年 三重(3回戦敗退)

2022年 三重(初戦敗退)

2023年 いなべ総合(初戦敗退※2回戦)

2024年 菰野(2回戦敗退)

2025年 津田学園(3回戦敗退)

編集部おすすめ