◆第108回全国高校野球選手権静岡大会 ▽決勝 聖隷クリストファー4―2常葉大菊川(27日・しずてつスタジアム草薙)

 聖隷クリストファーが常葉大菊川を下し、2年連続2度目の優勝を飾った。今大会全6試合目の登板となった最速150キロを誇るプロ注目左腕の高部陸(3年)が先発し、5安打2失点、2ケタ10三振を奪って完投。

チームの勝利に貢献し、試合後「一球一球真っ向勝負の気持ちでいった。チーム一丸となってもう一度、甲子園に出るという思いでやってきた成果が出た」と喜びを口にした。

 チームは初回1死満塁から5番・小金沢玲雄(3年)が右越えにグランドスラム。4点を先制すると、その後は投手戦に。高部は自己最速タイの150キロを記録するなど8回まで無失点。完封目前の9回に3連打などで2点を失ったが、最後はこの日10個目の三振を奪って雄たけびを上げた。

 昨夏は1回戦の明秀学園日立(茨城)で1失点完投するなど甲子園で活躍。横浜の織田翔希、沖縄尚学の末吉良丞(りょうすけ)、山梨学院・菰田陽生とともに世代の「四天王」とうたわれた。菰田は山梨大会で敗退したが織田、末吉が聖地への切符を獲得しており、対戦する可能性もある。1年でさらに進化した高部が、再び甲子園での活躍を目指す。

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