7月26日に第2シーズンが始まったTBS系日曜劇場「VIVANT」(日曜・後9時)。関東地方の世帯視聴率18・8%(ビデオリサーチ調べ)のロケットスタートを切った第11話を振り返る。

 乃木(堺雅人)は、公安の警護を逆手に取り、一瞬だけスマートフォンの電波を発して自らの位置を知らせた。公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)なら、その意図を読み取ると見越した合図だった。

 第1シーズンで野崎は、バルカで乃木を救い、ともに日本へ帰国。その後は乃木の正体を追いながら、テントをめぐる戦いで共闘してきた。日本橋三越本店の天女像前で合流した乃木は、拉致された別班員の親族の警護を依頼。「乃木さんから死ぬほど分かりづらい合図で、ピンポイントに待ち合わせできる野崎さん」と、その察しの良さに驚く声や、2人の阿吽(あうん)の呼吸を喜ぶ声も上がった。かつて互いの腹を探り合った2人が、今や一瞬の電波だけで動く。この2人に、もう長い説明はいらない。

 丸菱商事では、フローライト事業をめぐり、乃木を新設事業部の本部長、さらには役員へ抜てきする案が浮上する。しかし乃木は、上司の宇佐美哲也(市川猿弥)を本部長に推薦し、自身はバルカの現地責任者という立場を確保。

 社長を囲む宴席で、乃木のもう1つの人格・F(堺雅人)は誰にも見えないのをいいことに大の字で寝転ぶなどやりたい放題。「F 自由奔放で好き」と注目が集まった。

だが、意外な顔を見せたのはFだけではない。宴席後、思わぬ抜てきに大喜びの宇佐美は「一気に愛されキャラ」に!感謝のあまり乃木へぐいぐい迫り、まさかの行動に!?「急なラブコメ展開で笑いましたw」と、予想外の展開を楽しむ声も。乙女な宇佐美と、別班員・乃木ならでは(?)の絶妙なリアクションは、ぜひ配信で確かめてほしい。表向きは、出世争いから大きく遅れた気弱な会社員。しかし実際には、別班の任務を続ける諜報員と、2つの顔を鮮やかに使い分ける乃木は、今シーズンも健在だ。

 その夜、宇佐美のみならずフローライトのデータを狙う産業スパイまで急接近!乃木は仕掛けを見抜き、そこへ現れたのは野崎のエージェント・ドラム(富栄ドラム)。人気声優林原めぐみが声を担当する音声アプリを使って会話する愛きょうたっぷりの姿と、いざというときの頼もしさで人気を集め、単独のサイドストーリー「ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―」(U―NEXT独占配信中)まで制作されたほど。今シーズンも登場早々、乃木とともに産業スパイを鮮やかに撃退する。

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