9月21日より落語協会の真打ちに昇進する春風亭一花(春風亭一朝門下)が2日、東京・内幸町の帝国ホテルで披露会見を行った。100年以上の歴史を誇る同協会で初の女性単独抜てき真打ち。

同協会の林家正蔵会長がその誕生秘話を明かした。

 正蔵は会見の冒頭、一花が単独抜てき真打ちになった経緯を説明。理事会で今秋の真打ち昇進自体を見送る話も出ていたが、理事のひとりで、日本テレビ系人気演芸番組「笑点」メンバーでもある当代きっての人気落語家・春風亭一之輔が「一花を一人で真打ちにさせてもらえませんか」と推薦したという。一之輔自身も単独抜てき真打ちを経験した一花の兄弟子。一之輔の意向について正蔵は「誠に的を射ている。NHK(新人落語大賞)、頑張って落ち、頑張って落ち、やっと受かった浪人生みたいなもの。その頑張りの間に研さんしてきた芸、それを認めて下さるお客様。ここで一花が真打ちになったら、きっと頑張れば、努力すれば協会が見ていて、努力が報われるって若い二ツ目たちは思うのではないでしょうか」と熱弁。「落語協会で真打ちになるのは、『お前が真打ちだ』と、“させる”という感じがありましたが、今回は一花を世に送り出す、というような雰囲気です」と語った。

 一花の真打ち昇進披露興行は9月21日の東京・上野の鈴本演芸場からスタートする。

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