フィギュアスケート サマーカップ第3日(11日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位から出た友野一希(第一住建グループ)は152・90点、合計228・47点で2位。「応援もたくさんして頂いて、いい演技がしたかったですけど。

今月も試合があるので、少しでもいい演技ができるようにしたい」と語った。

 冒頭の4回転サルコーを成功。わずかなミスはありつつ、フリーは全体1位でまとめた。この日は演技直前、靴を履く際にヒモが切れるアクシデントに見舞われた。珍しくないとはしつつ、自身で切れたひもを結んで緊急対応。「時間もなかったので、靴を替えるわけにもいかないので。大丈夫でした」。切れたひもを自らつなぎ「たまにあるので。落ち着いてできた。切れないでくれ、と思っていました」と、事なきを得た。

 5月で28歳。フィギュアスケート界ではベテランの域だ。

それでも「W杯とか見てたら。自分より年上の人が10キロとか走り回ってたら、そんなのできるに決まってるやろ、って」と、サッカー日本代表に刺激を受けた。同世代の前田大然、年上の伊東純也に触れ「あんな走り回ってて。いけるやろ、って。俺らが足りんわって。動いていたら、動けば動くほど動くので。ケアの時間は増えたけど、錆びないようにずっと油をさしている感覚。甘いな、自分って思いました」と、語った。

 「ベテランだから、体動かないというのは払拭していきたい」と友野。アスリートとしては脂の乗る時期の進化を見据えた。(大谷 翔太)

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