プロボクシングWBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者・寺地拳四朗(34)=BMB=が13日、自身のSNSで、世界で最も歴史のある専門誌の“月間最優秀選手”に選ばれたことを報告した。拳四朗は、1909年に創刊された英ボクシング専門誌『ボクシング・ニュース・マンスリー』の8―9月号で、“ファイター・オブ・ザ・マンス(FIGHTER OF THE MONTH)”に選出されたとし「評価されたの嬉しい」などと絵文字を添えて投稿した。

 拳四朗は今年7月20日、イスラエル・ゴンサレス(29)=メキシコ=とのWBO世界同級王座決定戦(両国国技館)で、2度のダウンを奪って判定勝ちし、世界3階級制覇を達成。日本人ボクサーでは8人目の快挙となった。

 昨年7月にサンドバル(米国)に判定負けしフライ級王座から陥落すると階級を上げて同12月にサウジアラビア遠征。だがIBF王者ガルシア(メキシコ)の体調不良で試合は中止となり、拳四朗は悔しさで号泣した。だが、約1年ぶりとなる実戦で快勝し、ライトフライ級(48・9キロ以下、WBC、WBA)、フライ級(50・8キロ以下、WBC、WBA)に続く世界3階級制覇を成し遂げた。試合後、拳四朗は「3階級で2団体王者になってみせる」と明言した。

 ボクシング・ニュース誌は「THE AMAZING MAN(ザ・アメージング・マン=驚くべき男)という見出しで、「今月のファイター 寺地拳四朗」と紹介。「すでに自国を代表する偉大なボクサーの一人としてその名が挙がっている寺地拳四朗は『ザ・アメージング・ボーイ』という、日本と英語の要素を融合させたニックネームにふさわしい活躍をある面で見せ、3階級制覇の世界王者となった。34歳になった彼を『ボーイ』と呼び続ける人はもはや、いないだろう。

 寺地は時の流れに抗(あらが)い、周囲が感じていた衰えを覆すことで、少なくとも今もなお『アメージング』であることを証明した」などと評した。

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