◆第108回全国高校野球選手権大会第10日 ▽2回戦 鳴門渦潮―霞ケ浦(14日・甲子園

 鳴門渦潮は八王子実践との1回戦に続き、エースの西村大輝投手(3年)を先発のマウンドに送る。森恭仁監督は「西村しかいないです」と即決。

キーマンとしても真っ先に名前を挙げ、ゲームプランも「西村が3点以内に抑えられるか」と託した。初戦に続き、DHは未使用。西村は「3番・投手」として先発に名を連ねた。

 スリークオーターから140キロ台の直球を投じる右腕。初戦も10回を1失点で完投した。徳島大会も全5試合に先発して4完投。3番打者として攻撃の中心も担う大黒柱だ。出場49校で唯一、1度もDHを採用せずに地方大会から勝ち抜いており、この2回戦も戦い方を貫く。

 前身は鳴門工と鳴門第一。今大会は現校名で3度目の甲子園で、待望の初勝利を挙げた。「肩の荷が下りました。生徒たちには『これからは一瞬、一瞬を楽しまないと損だぞ。

楽しんでやろう』と伝えました」と指揮官。「普段通りの力を出して、それが相手に届くか届かないかの試合を」と2勝目を目指す。

編集部おすすめ