7月26日に第2シーズンが始まったTBS系日曜劇場「VIVANT」(後9時)の第14話が16日、放送される。乃木(堺雅人)が別班情報を売ったと推理していた新庄(竜星涼)を拘束するが、実際の”犯人”は野崎(阿部寛)だったことが判明した第13話(9日放送)を振り返る。

 タイのホテルで別班員を待っていた乃木。ドアを開けると、立っていたのは長野(小日向文世)だった。互いに驚きながらも、2人はすぐに陸上自衛隊式の敬礼を交わす。ついさっきまで専務と部下だった2人が、数秒で諜報員の顔へ切り替わった。

 長野は東南アジア方面を統括する別班員だった。乃木にとって予想外だったのはもちろん、長野も「この歳だ。おかげで心臓が止まるかと思ったよ。まだドキドキしてる」と本音を漏らした。

 長野の正体が明らかになると、SNSには「本当に別班だったのか」「別班の長野専務、かっこよすぎる」と、予想的中を喜ぶ声と驚きが入り交じった。さらに、「ただの不倫おじさんだと思ってごめんなさい」と、これまでの印象を覆す反応も続出。第1シーズンから続いた疑惑が、ついに一本につながった。

 驚いたのは乃木と野崎守(阿部寛)のエージェント・ドラム(富栄ドラム)、そして視聴者だけではない。

画面越しに長野を見つけた、「ブルーウォーカー」こと天才ハッカー・太田梨歩(花岡すみれ)は、言葉を失って思わず回線を切ってしまう。“太田ちゃん大好き”なドラムも、鬼のような形相で長野をにらみつけたまま。仕方なく乃木が事情を説明する。丸菱商事の社員で、モニターだった山本巧(迫田孝也)から身を守るため、長野に近づいたのは太田の方だった。

 それでもドラムの警戒は解けない。「でも付き合ってたんでしょ? 親子ほど離れているのに不潔不潔不潔よ!」とスマートフォンの音声(声・林原めぐみ)を三連打。長野は困ったように笑い、「君は太田くんのことが好きなのか?」とほほ笑む。

 一方、乃木との会話では「老いには勝てない」と漏らし、長く任務に身を置いてきた先輩ならではの実感がこもる。さらに、「愛する人がいるなら、大事にしなさい」と告げる。家族は任務上のリスクになる。それでも、他者への無償の愛を知ることが強さにもなる。大先輩の言葉が、過酷な任務に生きる乃木の心を動かす。

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