◆第108回全国高校野球選手権大会第11日▽3回戦 仙台育英6―3拓大紅陵(15日・甲子園

 仙台育英(宮城)が拓大紅陵(千葉)を下し、準優勝だった2023年以来3年ぶりの8強入りを決めた。2回までに4点を奪うなど序盤から主導権を握り、3投手の継投で拓大紅陵打線の反撃を3点に封じた。

 拓大紅陵と言えば、オリジナルの応援曲「チャンス紅陵」が高校野球応援の定番曲として有名。この日も、えんじに染まった一塁側アルプススタンドからは好機で「チャンス―!」の声が響き、“本家本元”が生み出す雰囲気が会場をのみ込んだ。

 中学まで埼玉で過ごし、テレビ中継で千葉の高校野球にも触れる機会があったという仙台育英・須江航監督(43)は、試合後「長い高校野球の歴史にチャンス紅陵が乗って、特別な空間だったと思います。僕はただの高校野球ファンとして、いいところにいさせてもらっているな、と。コンサート会場の特等席に座っているみたいな感じでしたね」と、笑顔で振り返った。

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