◆米大リーグ カブス4―8カージナルス(15日、米イリノイ州シカゴ=リグリー・フィールド)

 カージナルスのジョシュア・バエス外野手(23)が15日(日本時間16日)、敵地・カブス戦で「5番・左翼」でスタメン入りしてメジャーデビューし、メジャー史上初となる初打席から3打席連続本塁打を放つ衝撃の打撃を見せて、敵地を騒然とさせた。

 試合後の現地放送のヒーローインタビューでは、同僚に大量の水をかけられてびしょ濡れになりながら「信じられないし、言葉にできない。

夢がかなった。ただ楽しむことだけを考えた。1試合で3本もホームランを打つとは考えてもいなかった。本当に信じられないです」と興奮を隠せないようだった。

 初回2死一塁の1打席目に、35歳先発左腕・ボイドの初球を振り抜き、飛距離449フィート(約137メートル)の特大弾で中堅左へ運ぶと、同点となった4回先頭の2打席目も、フルカウントからボイドのチェンジアップを左翼席に運んで勝ち越しの2号ソロ。1点リードの6回無死一塁の3打席目でも、ボイドのスライダーを右翼席に運んだ。中堅、左翼、右翼と3方向に打ち分けた3打席連続弾。4打席連続弾の期待もかかった8回無死走者なしの4打席目は、21、22年にソフトバンクでプレーした経験も持つレイに左直に打ち取られた。

 衝撃のデビューとなったバエスの、MLB公式のサラ・ラングス記者らが報じた主な記録は以下の通り。

 ◆バエスのデビュー戦3本塁打

 ▽デビュー戦3発 メジャーデビュー戦で1試合3本塁打を放つのは史上初。もちろん1打席目から3打席連続本塁打も史上初。メジャー1~3号を1試合で放ったのも、デビュー18試合目だった21年7月31日のセビー・ザバラ(ホワイトソックス)に続いて2人目。

 ▽最速1試合3本塁打 これまでデビューから最速で1試合3本塁打を放ったのは、10試合目だった2019年8月10日のアリスティデス・アキーノ(レッズ)、1997年9月4日のボビー・エスタレラ(フィリーズ)。バエスは大幅に塗り替えた。

 ▽デビュー初打席から2打席連続弾 バエスは初打席から3打席連続弾を放ったが、デビュー戦で初打席から2打席連続弾を放ったのも1951年9月14日ボブ・ニーマン(ブラウンズ)の1人しかいない。

 ▽デビュー戦2本塁打 メジャーデビュー戦で2本塁打を放ったのは、今年3月31日にホセ・フェルナンデス(ダイヤモンドバックス)が放って以来、9人目。今季は3月26日にチェース・デローター(ガーディアンズ)も放っており、3発のバエスが3人目。

 ▽メジャー初打席初本塁打 カージナルスの選手でメジャー初打席で本塁打を放つのは、のちに通算200勝を挙げて通算10本塁打も放った2006年5月24日のアダム・ウェインライト以来11人目。

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