◆JERAセ・リーグ 広島8―7DeNA(25日・マツダスタジアム)

 広島の床田寛樹投手が、打線の援護に恵まれて5勝目を手にした。5回6失点で降板しながら、打線が5回に一挙8得点で逆転した。

7月12日の中日戦(バンテリンD)以来、44日ぶりとなる白星をもたらした打線に「ほんまにありがとう、本当もう良かったです、と心から思います」と感謝した。

 5回は自身の代打・佐藤啓の一発が大逆転の口火を切った。育成出身3年目の通算97打席目のプロ1号を起点に、打者13人の猛攻で8得点を奪った。6点差を逆転しての勝利は、球団で20年7月26日・DeNA戦(横浜)以来6年ぶり。約40分に及んだ攻撃に「鳥肌が立ちました。やばい、どうしようと思っていたので、助けてもらいました」と振り返った。

 初回は無死一、二塁から無失点で切り抜けたが、2回は適時失策も絡んで先取点を献上した。1死一塁で松尾の左翼線の打球をファビアンがファンブルし、一塁走者が一気に生還した。4回には2四球と1安打で無死満塁となり、松尾の走者一掃二塁打で3点を追加され、なおも1死三塁から度会の右犠飛で失点を重ねた。5回にはエンカーナシオンに一発を浴びた。「良くはなかったです。打たれていた分ゾーンに乗せすぎるのもとか。

ストライクを取るのに苦労した」と猛省した。

 投手陣は6回以降、岡本、遠藤が無失点でつなぎ、8回に高が1点差に詰め寄られたものの、最後は森浦が締めくくった。中日にゲーム差なしの最下位から変動はないが、最大9・5ゲーム差あったCS圏内へ2・5差まで接近した。

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