◆米大リーグ ドジャース4―0パイレーツ(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が最短で30日(日本時間31日)の敵地・タイガース戦で投手復帰するプランが23日(同24日)、浮上した。次回のブルペン投球の内容次第では、ライブBP(実戦形式)ではなく試合の中で“リハビリ”を行う。

7月から左膝痛で打者専念となっていたが、二刀流復活が迫ってきた。

 30日(日本時間31日)に登板することはワールドシリーズ3連覇に向けても大きな意味を持つ。ナ・リーグ西地区首位を独走するドジャースが地区優勝、さらにリーグ全体の勝率2位以上でポストシーズン(PS)に進出すると、10月3日(同4日)の地区シリーズからの参戦になる。今の位置をキープしていけば、大谷は中6日でもレギュラーシーズン中5度の“準備機会”が設けられることになる。

 昨季は6月の復帰登板から1→1→2→2→3→3回と徐々にイニング数を増やした大谷だが、「今回はもう少し積極的に進めると思う」とロバーツ監督。1イニングでスタートし、仮に1回ずつ伸ばしていけば5度目の登板で責任回の5回をクリア。PSで制限なく先発することが可能な状態になる。

 今月17日(同18日)に取材に応じた際、「あと1か月ちょっとでどこまで投げられるか。自分とチームと確認する期間」と先を見据えていた大谷。「誰がPSで先発するかというのは、特に4枚目以降は分からない状態ではあると思う」と現状を分析していた。現状では山本、スクバル、スネルの3人は当確。4番手をグラスノー、佐々木らと争う立場になると踏んでいるのだろう。

 いずれにせよ、豪華な最強ローテになることは間違いない。「毎日、先発投手を見て勝つチャンスがあると感じることができる。相手の打線からすればかなり嫌だろうね」と指揮官。登板回避となるまで14試合で8勝2敗、防御率1・79と猛威をふるった「投手・大谷」が世界一への“ラストピース”になる。(中村 晃大)

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