◆第62回新潟記念・G3(8月30日、新潟競馬場・芝2000メートル)

 23年の菊花賞馬ドゥレッツァ(牡6歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)が、約11か月ぶりにターフに帰ってくる。25年10月の京都大賞典で8着に敗れた後、ジャパンCに出走登録したが、左前脚のハ行のためレース当日に出走取消。

その後は福島・ノーザンファーム天栄で経過観察が行われ、復帰へゴーサインが出た。

 夏の新潟は相性が良い。23年8月の日本海Sを快勝し、続く菊花賞に向けて弾みをつけた。菊花賞以降は7戦で未勝利と厳しい戦いが続くが、思い出の地で復活の足がかりをつかみたい。尾関調教師は「秋へのステップとしては走りやすいコースで、見通しが立つ走りができれば」と先を見据えて復帰戦を選択した。

 7月29日に美浦トレセンへ帰厩。ここまでは順調な調整が進んでいる。1週前追い切りは美浦・Wコースでレッドシュヴェルト(6歳オープン)と併せ馬を行い、一杯に追われて6ハロン81秒8―11秒1としっかりと負荷がかけられた。尾関師は「まだ休み明けという感じですが、来週に向けていい追い切りができました」と及第点の評価を与える。

 鞍上には23日の新潟2歳S(レッチュベルク)など、この夏、重賞4勝と絶好調の田辺裕信騎手=美浦・フリー=を迎える。3年前のG1を制しているため、別定59キロと条件は厳しいが、得意の新潟と勢いに乗るジョッキーを味方に復活の走りを見せる。

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