◆米大リーグ ドジャース―パイレーツ(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのD・ロバーツ監督(54)が23日(日本時間24日)、本拠地・パイレーツ戦の試合前会見で大谷翔平投手(32)が早ければ8月中にも投手復帰する可能性を示唆した。

 前日22日(同23日)の試合前には左膝痛で打者専念となってから初めてライブBP(実戦形式)に登板した大谷。

7月3日(同4日)の本拠地・パドレス戦以来、50日ぶりに打者と対戦して30球を投じた。この日、指揮官は「投手・大谷」の次の段階を聞かれると「おそらくアトランタでもう一度ブルペンに入ると思う。その次はライブ(BP)か、実際の試合で投げることになると思う」と明かした。

 ライブBPか試合で投げるかの判断材料に関しては「ブルペンでどうだったかというのが一つ。それと正直に言えば、翔平本人がどう感じているかの方が大きい。『試合で1イニング投げられる』と感じているなら、それでいい。逆に『もう少し打者を相手にして確認したい』ということであれば、もう少しライブをやることになる」とした。次回、実際に試合で投げるとすれば翌日が休みとなる8月30日(同31日)の敵地・タイガース戦が有力候補になる。

 その場合、23年9月の右肘手術から投手復帰した昨季の“電撃復帰”と重なるケースになる。昨年は当初7月のオールスター前後での復帰とされていたが、6月16日(同17日)の本拠地・パドレス戦で1イニングだけのオープナーとして663日ぶりに復帰登板。背景には「(試合前に)ライブBPした後に打者で出場するのは(体への)負荷が大きい」という以降が反映されていた。試合前にライブBPをしてから打者として出場する“二刀流”よりも、試合の中で“リハビリ”を兼ねた二刀流出場の方がいいという判断で、異例の方針に変更された。

今回も同様の流れになってもおかしくはない。

 アトランタで行われる25日(同26日)からの敵地・ブレーブス戦は初戦からグラスノー、佐々木朗希、山本由伸の順番で先発することが決まった。ラウアーはリリーフ待機することが決まり、大谷がオープナーで登板した後の2番手で投げることも可能になった。指揮官は「ラウアーは長いイニングを投げられる。だから昨年やったような形で、翔平のイニングを徐々に増やしながら起用できる選択肢があるのはものすごく大きなメリットだと思う。それにラウアーのような投手が後ろに控えていることが翔平にとってより安心して段階を踏める環境をつくってくれる」と話した。

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