◆JERAセ・リーグ 中日4―0阪神(26日・バンテリンドーム)

 中日・涌井秀章投手が6回5安打無失点で4勝目を挙げた。通算170勝目は、横浜高の先輩である松坂大輔氏の日米通算に並んだ。

17日の同校の元監督、渡辺元智さんが死去してからの初登板。好投を恩師に捧げた。5回表まで1点差。4回無死一、二塁では左前打を処理した細川が見事なバックホームで同点を阻止すると、右腕も続く前川を一ゴロ併殺に仕留めてリードを守り、中盤の援護につなげた。

 以下は涌井の試合後の主な一問一答

―投球を振り返り

「要所はしっかり締められたかなと思います。ストライク先行で高さも間違えなかった。守備にも助けられ、いい試合だったんじゃないかなと思います」

―無失点

「細川がしっかり刺してくれて。その後(併殺)もミゲル(サノー)がね。(一塁線のゴロで)簡単にゲッツーは取れないので、あそこはすごく助けられました」

―松坂氏に並ぶ170勝

「目指していた数字でもあるので。でもそれよりも、チームがいい流れだったので止めることなく、継続できたのが良かったです。(170勝は)家に帰って、かみしめようと思います」

―松坂氏のすごさは

「プロ入った時に、西武で一緒に2年間やったんですけど。とても追いつける人ではないと思って、ずっとやってきたので。

投球スタイルもそうですし、人柄もというか、あの人にしかないものもあります。誰もが知っている人。簡単に超えられる存在ではないので。勝ち星で並べたことは、すごく……帰ってからかみしめる予定だったんですけど(笑い)。でも、素直にうれしいです」

―1つでも超えたい

「もちろん、そうですね。この後『並びました』ってLINEしようかな」

―横浜高の元監督、渡辺さんが亡くなってから初登板

「やっぱり、プロ野球に入るための土台を作ってくれた人なので。聞いた時は、本当なのかな? というのが、たぶんみんなの気持ちだった。実際に報道が出て、それでもまだ信じられないというか」

(続けて)

「監督さんに教わったことは個々が胸に秘めてやっている。その中でも自分が今は横浜高校OBで一番、年齢が上にいるので。横浜高校の野球はすごいんだぞというのを、まだまだ見せたいと思っているので。亡くなって初登板でしっかり勝てて、少しでも供養になるかなと思います」

―心に響く渡辺さんの教え

「もう、いろんな人が言っているので、別に言わなくても。横浜高校はみんなそういう気持ちを持ってやっているというのが伝わればいいかなと思います」

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