オリックスは27日、森友哉捕手が26日に神戸市内の病院で左手関節鏡下滑膜切除術を受けたことを発表した。今後は経過を観察し、状態を見ながらリハビリを開始する予定だ。

 プロ13年目、加入4年目の今季は開幕スタメンを勝ち取ったが、5月下旬に左手首の痛みを発症。捕手として出場したのは同29日の中日戦(京セラドーム大阪)が最後で、6月2日に一度、出場選手登録を外れた。同27日に再昇格したが、捕球にも影響が出ていたことは事実で、起用は代打か指名打者に限定。慢性的な不安を抱えながら試合出場を続けてきたが、15日に出場選手登録を抹消された。

 ここまで66試合で打率2割4分3厘、7本塁打、24打点。球団側と話し合い、復活のための最善策を模索してきた。大きな手術歴はなかったが、相当な覚悟でメスを入れることを決断。今季は不在となり、代名詞でもあるフルスイングは、来年2月のキャンプで解禁できる見通しだ。

 投手陣ではエースの宮城、山下が肘の手術によって今季は不在。野手では頓宮、広岡が右膝や腰椎の手術を受けていた。逆転でCS進出を目指すチームにとって、またも看板選手の長期離脱者が出る形となった。

 ◆森友哉の故障経過

 ▼5月8日 日本ハム戦(京セラD)で23年6月10日のDeNA戦(同)以来、自身3年ぶりとなる1試合2本塁打

 ▼同29日 中日戦に「3番・捕手」でスタメンも、これが最後のマスク

 ▼6月2日 左手首の負傷で出場選手登録を抹消

 ▼同21日 ファーム・リーグの阪神戦(豊中ローズ)で実戦復帰し、3打数1安打

 ▼同24日 ファーム・リーグの西武戦(カーミニーク)で3打数3安打

 ▼同27日 楽天戦(ほっと神戸)から1軍に再昇格

 ▼7月3日 西武戦(ほっと神戸)の2回、今季初の4番で高橋から右翼ポール際に復帰後初アーチとなる6号ソロ

 ▼8月15日 左手首の状態が思わしくなく、今季2度目の出場選手登録抹消

 ◆森 友哉(もり・ともや)1995年8月8日、大阪・堺市生まれ。

31歳。小学1年から野球を始め、東百舌鳥中時代は堺ビッグボーイズでプレー。大阪桐蔭では1年秋から正捕手を務め、2年時の12年に甲子園で春夏連覇。13年のドラフト1位で西武入団。19年にMVP、首位打者を獲得し、リーグ優勝に貢献。ベストナイン4度。22年オフに国内FA権を行使し、オリックス移籍。170センチ、85キロ。右投左打。年俸4億円。

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