俳優・有澤樟太郎の主演ミュージカル「民王」(9月6日開幕、東京・シアタークリエなど)の稽古場会見が28日、都内で行われた。

 2010年に刊行された作家・池井戸潤氏の同名小説が初の舞台化。

15年にテレビ朝日系でドラマ化され、24年にも「民王R」としてオリジナルストーリーが放送された。ひょんなことから内閣総理大臣(別所哲也)と大学生の息子(有澤)の心と体が入れ替わり、巻き起こる混乱を社会や政治への皮肉や風刺を絡めて描いたコメディー小説となっている。

 開幕を約1週間後に控えた有澤は「新作オリジナルミュージカルということで、苦労すると想像していたけど、ビックリするくらい順調。現場も明るくて、毎日いい稽古ができている」と手応え。50人以上の報道陣、関係者の前で稽古を披露し「こんなにたくさんのメディアの方がいて稽古をする事はなかなかないので、本番が近づいてきたなって緊張感が高まってきた。もう本番行けるなと自信がつきました」と胸を張った。

 共演する竹中直人は「若い方ばかりですから、ついて行くのが大変ですよ、圧倒的に高齢者ですから。一人だけ取り残されたような気持ちになりながら…」と若々しく見せるために、竹中らしからぬ高音ボイスで回答。疲れたのか、いつもの低い声に切り替え「意外に階段の上り下りも激しいので大変。歌も難しくて素敵な歌ばかりなんですよ。でも、アンサンブルの皆さん、(キャストの)みなさんに支えられて、何とか乗り越えられるように」と意気込んだ。

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