女子サッカーWEリーグちふれASエルフェン埼玉に所属する富士市出身のDF大箸桜子(22)=東洋大4年=が、なでしこジャパンに初招集され、9月14日開幕のアジア大会に出場する。メイン会場はエコパ。

大箸にとっては静岡凱旋大会となる。

 現役大学生では唯一の選出。「正直驚きました。東洋大では皆に盛大に祝って頂いて。いじられるわけではないけど恥ずかしいぐらいでした」とはにかんだ。

 ちふれの樋口靖洋監督(65)は「対人が強く、スピードもある」とその潜在力に期待。常葉大橘高の頃からフィジカルは強かったが、大学入学後は、下半身を中心に本格的な筋トレに取り組み、相手攻撃陣をはね返す屈強な体をつくった。ウラを狙う敵への対応や空中戦には、まだ課題を感じつつも大箸は「前に出てのインターセプト(パスカット)にはわりと自信があります」と成長を実感している。

 14日の初戦はタイ戦。家族や中高時代の仲間たちも応援に駆けつけてくれそうだ。「自分の強みは、世界相手でも見せて行きたいし、初めて日の丸を背負う覚悟をもって一戦一戦、戦いたいと思います」と意気込んだ。(甲斐 毅彦)

 ◆大箸 桜子(おおはし・さくらこ)2004年4月8日、富士市出身。

22歳。小3の時、富士川ファーストレディースで競技を始める。常葉大橘中、高を経て東洋大へ。25年8月にシンガポールのライオン・シティ・セイラーズFCに期限付き移籍。今年2月、WEリーグの特別指定選手となり、ちふれの公式戦に出場。同7月に加入内定。165センチ。利き足は右。家族は両親と兄。

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