大相撲の大関の霧島(30)=音羽山=が1日、秋場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて、十両以上で構成される力士会に出席。2場所連続で優勝決定戦に敗れ、先場所に続いて綱取りとして迎える今場所。

3度目の正直となる優勝に向け、「自分の目標は変わってない」と引き締めた。

 重圧のかかる秋場所を前に、霧島はリラックスした表情を見せた。力士会の前に受診した健康診断では血圧を測り、収縮期血圧(上の血圧)が96、拡張期血圧(下の血圧)は78を計測。予想外に低い結果に「低すぎて倒れるかと思った」と、冗談を飛ばした。綱取り継続で迎える今場所に向け、「前の場所は前の場所。自分でやってきたことを自信にして続ける」と意気込んだ。

 綱取りとして挑んだ先場所の名古屋場所では、2場所連続で12勝3敗と優勝同点。優勝決定戦まで進むもあと一歩が遠く、優勝と横綱昇進には届かなかった。しかし、「(先場所は)気持ち的には良い気持ちだった」と前向きに捉えている。

 横綱昇進に向け、ハイレベルの優勝が求められるなか、今回の夏巡業では夜に各地のトレーニングジムを探して筋トレを行った。初めての試みだったが「みんな行っていて、行かないと負けた気分になる」。頻繁に通っているという狼雅(二子山)らに触発されたことを明かし、筋力強化に励んだ。

 全国を回った夏巡業を終え、1か月ぶりに自宅にも帰った。家族との再会に「やっぱり久しぶりに会うとすごくうれしいです」と笑顔。つかの間の休息で英気を養い、2日から稽古を再開する予定だ。「充分休んだので、気合入れて頑張る」と拳を握った。番付最高位を目指し歩み始める。

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