◆米大リーグ ドジャース―カージナルス(3日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が3日(日本時間4日)、本拠地・カージナルス戦のスタメンを外れた。左膝痛のため欠場した7月30日(同31日)の本拠地・マリナーズ戦以来、31試合ぶりのベンチスタート。

左膝、右上腕二頭筋に加えて首の違和感を訴えていたことも新たに判明し、負傷者リスト(IL)入りの可能性も残しているが、まずはこの日1試合の休養が選択された。

 前日2日(同3日)の試合では2四死球1盗塁も第3打席以降は4打席連続三振。今季初の1試合4三振でド軍移籍後ワーストを更新する60打席ノーアーチとなった大谷。延長10回無死三塁では、スイングした際に右腕を気にするそぶりを見せるなど“異変”が起きているのは明白だった。

 この日、ロバーツ監督の試合前会見では大谷に関する質問が集中。会見場は普段より人口密度が高く、24問のうち21問が大谷に関するものだった。途中、指揮官への質問をめぐって米記者5人ほどの声が重なる異例の光景が広がり、改めてその注目度の高さを示す形になった。

 テキストメッセージでこの日のスタメン落ちを大谷に伝えたというロバーツ監督。「今日、彼は出場しない。試合終盤での出場可否については確認するつもりだが、理想的には精神的かつ身体的な休日とすることだ。私としては今日休んだことでどんな一日になったか、そして休養日を取ったことに彼がどう反応するかを見極めることだと思っている。明日に関しては、その時点で判断できる。

IL(負傷者リスト)入りを急いで考えたくはない。私としては日々の状態次第だと捉えている。昨夜の様子を見れば、彼に一日の休みが必要なことは誰の目にも明らかだったはずだ」と説明した。

 投手としては7月3日(同4日)の本拠地・パドレス戦を最後にマウンドから遠ざかっている大谷。投手復帰の判断も先送りの状態となっているが、指揮官は「最終的にはチームの利益になるかどうかに基づいて、彼を出場させるかどうか私が決定する。最近の彼の様子を見ていると、苦しそうにしており、求められる状態に程遠い。昨夜はまさに限界点だった。明日、始動した際に彼がどう感じるか。それを聞いた上で決断を下す。本人が出場を望んでいても、ユニホームに書かれた背番号と名前(ネームバリュー)だけで出場させるつもりはない」とし、IL入りの可能性には「現時点では低いとみているが、ないわけではない」と否定しなかった。

 それでも、ワールドシリーズ3連覇を目指す10月のポストシーズンに向け「これからの3週間半から4週間をどのように乗り切るか、それを編み出すのは私たちの役割だ。誰もが期待する彼の姿が見られると確信している」と背番号17の復調を期待した。

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