女優の矢吹奈子が4日、都内で行われたアニメ映画「緑の手紙」の完成披露上映会に、声優小野賢章、梅田修一朗らと登壇した。

 同作は韓国発で、同名のウェブトゥーン(縦読み式電子漫画)が原作。

矢吹は吹き替え版で声優に初挑戦し、「元々声優に挑戦してみたいという気持ちがあったり、ファンの方に声を褒めていただくことも多かった。ご縁のある韓国のアニメ映画で(声優を)務められて、驚きもありましたし、うれしさでいっぱいです」と満面の笑みを見せた。

 謎の手紙を発見する転校生のソリを熱演。共演する小野からは「まっすぐ入ってくる(演技)」、梅田からは「(役に)ピッタリ。ソリがいるって感じだった」と絶賛されると、矢吹は「うれしいです」と照れ笑いした。

 当初は演じ方に苦戦したといい、「アニメっぽいキラキラした声にしてしゃべらなきゃいけないのかな?って模索してた。そこで音響監督から『思ったままに出した声がソリに近いんだと思う』と言われて。そこから自然体で演じられるようになった」と役作りの経緯を語った。

 日本語版の主題歌の歌唱だけでなく、訳詞も担った。「韓国での活動経験もあったので、それを生かして頑張りました」と充実の表情。「(原曲の)空気感を壊したくないと思って。日本の方に伝わりやすい、日本語らしい表現も交えて書かせてもらいました」と力説した。

 最後に「今はSNSが発達している時代だけど、この作品は手紙を通じた縁の話。時間がゆったりと進むような、心温まる話。楽しんでいただけたら」と呼びかけた。

 「君の名は。」「すずめの戸締まり」など新海誠監督作品を世に送り出してきたアニメーション制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムが配給を手がけた。25日より全国公開となる。

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