◆JERAセ・リーグ 阪神―DeNA(6日・甲子園)
秋風吹く甲子園が虎党のため息に包まれた。3点を追う9回2死二、三塁。
阪神・坂本が空振り三振に斬られ、日曜日の連勝が11で止まった。痛恨の連敗で3カードぶりの負け越しが決まり、勝利した2位・巨人とは2・5差。じりじりと迫られている中、藤川監督は「常に前向きにやり続ける。必ずこういう時もある」と気持ちを切り替えた。
先発の大竹がソフトバンクから現役ドラフトで移籍した2023年以降、最短の3回途中6安打3失点KO。「特に言い訳はない。自分の力が足りなかった」と唇をかみしめる左腕に対し、指揮官も「攻略された。相手が上回った」と厳しい言葉を並べた。1―3の7回には、セベリーノが先頭への四球から4点目を献上。反撃ムードはしぼんだ。
0―3の4回に、佐藤が右中間席へリーグトップの35号ソロ。9月に入って5戦5発と量産しているが、この日は空砲に終わった。
今季のDeNA戦は10勝10敗。8日から対戦する広島も、9勝8敗1分けと苦戦している相手だ。藤川監督は「変わらずやっていく」と繰り返したが、本拠地で波に乗れない。優勝マジック18だが、油断できない。(中野 雄太)