『パンサー向井の#ふらっと』ゲストコーナー「ふらっとおいでよ」には、8人組ユニット「ダウ90000」主宰の蓮見翔さんがゲストとして出演しました。
「お笑いもラジオも流行ってない!?」衝撃の提言でスタート
オープニング開口一番、「お笑い流行ってない!」と挨拶代わりのギャグをかました蓮見さん。「一回流行っていないことを認知して、みんなで盛り上げていきましょうという提言なんです」と真意を語りましたが、ヤーレンズから「我々のラジオは流行ってるかどうかジャッジしてもらいたい」と振られると、食い気味に「流行ってない」とバッサリ切り捨てる衝撃のスタートとなりました。
プロフィール紹介では、2026年に戯曲『ロマンス』で“演劇界の芥川賞”と称される「岸田國士戯曲賞」を受賞した実績も紹介され、“新世代のカリスマ”と称えられました。
緻密なブランディングと「時代」を味方につけた結成秘話
大学卒業後のコロナ禍に結成されたダウ90000。「就職する気がない人だけ残ってください」と大学のサークルメンバーに声をかけたところ、予想の倍近い7人が残ってスタートしたそうです。
結成1年目でバイトを辞められたという驚異的なスピード感について、蓮見さんは当時配信チケットが1,000枚ほど売れたことを理由に挙げました。あえて情報を絞り、「得体の知れない集団」として見せるブランディングを行ったことが、新しいもの好きな層やアンテナの鋭い文化人に響いたと分析。「自分自身が観に行きたいものを作る」という客観的な視点と戦略の高さに、向井も「ハッとさせられる」と感嘆しきりでした。
また、向井さんが「すごく心が揺さぶられた」と語ったのが、蓮見さんの岸田國士戯曲賞授賞式でのスピーチです。「演劇が流行っていないから盛り上げましょう」と堂々と宣言した姿勢に対し、向井は「カウンター側にいたはずの蓮見くんが、カルチャーのど真ん中で熱く叫んでいる姿が本当にかっこよかった」と熱弁。蓮見さんも「面白い若手が途中で辞めてしまわないよう、誰かが言い続けないとダメなんです」と、演劇やお笑い界の未来に対する真摯な思いを明かしました。
「一問瞑想」で明かされた素顔とラジオ向きのメンバー
後半の「一問瞑想」コーナーでは、「ダウ90000の中でラジオに向いているメンバーは?」という質問が寄せられました。
蓮見さんが回答をじっくり考える(瞑想する)間、ヤーレンズ出井から「差し入れで食べたプリンの瓶をちゃんと洗う」「でもLINEの返信が遅い」「猫背」といった蓮見さんの意外な素顔や直してほしいところが次々と暴露されました。
長考の末、蓮見さんが挙げたメンバーは「忽那(くつな)」さん。「うちのメンバーは本当に普通で、歩いて食べて寝るだけ。
冷徹な客観性と、表現に対する熱い情熱を併せ持つ蓮見さん。軽快なトークの中にもクリエイターとしての哲学が垣間見える、聴きごたえたっぷりの時間となりました。
(TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』より抜粋)

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