巨人のOBで米大リーグでも活躍した上原浩治氏が27日までに自身のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新。元阪神で野球解説者の赤星憲広氏、中日で活躍したレジェンド左腕・山本昌氏をゲストに招き、現役時代の思い出を語り合った。
因縁があるという赤星氏と山本氏。過去の動画で「(山本さんは)赤星氏が苦手だった」と明かしており、上原氏は投手目線で「赤星のこと好きな奴いないと思う」とコメント。逆に赤星氏は山本氏について「カモだった」と、進行役の上重聡アナウンサーが説明した。「阪神戦には強かった」という山本氏は、中日選手では歴代1位となる阪神戦通算48勝をあげているが、赤星氏は苦手だったという。山本氏は「(赤星氏が)ランナー出たらわかるのよ、走るのが。雰囲気で感じる」「もういいわ!って思って…」と、ランナーへの意識が強くなるといい、上原氏も「もういいわってなる」と同情した。
赤星氏は上原氏から通算24安打放ち、打率・240の成績。「引き分けやな」と上原氏がコメントしたが、打者としての成績に「打てた記憶はない。ちょっと負けてるかと思う」と赤星氏。多く打たれているわけではないが、赤星氏への苦手意識がある理由について「やっぱり“足”」と説明した上原氏。赤星氏が塁に出ることで、打者ではなく「ランナーと対戦」が始まると語り、打者への集中がそがれてしまう「邪魔」な存在であったと振り返った。赤星氏は上原氏について「対戦するバッターとしていうと攻略するのは難しかった」と説明し、自身の仕事として「出塁することだけを考えてやっていた」とコメントした。
また、赤星氏は山本氏との対戦成績が打点3ながら、通算32安打を放っており、打率・333と好相性。左投手の山本氏はマウンドから常にランナーが見える状況ということもあり、「(赤星氏の)リードが少し小さくなったら走る。少しなんだけどわかる!」とコメントし、盗塁を見破っていたとコメント。だが、「左投手のけん制はかかる人じゃない。右投手の速い方が嫌」と説明し、赤星氏も「昌さんはクセがいろいろあった」と笑顔で応戦した。
さらに、走塁だけでない赤星氏の“嫌なところ”についても話が弾み、バッティングについて「大きいのを打つ気がない」「レフト前ヒットのイメージ」と山本氏と上原氏は口をそろえ、山本氏は「フォアボールだけは出さないように。(盗塁によって)フォアボールがツーベースになる」と出塁後の難しさについても語った。当時の阪神は鳥谷敬氏や金本知憲氏らが並ぶ打線だったこともあり、山本氏は赤星氏が出塁すると「早く…(二塁へ)行け!勝手にしろ」と思っていたと明かし、「1アウト二塁から勝負」と考えていたという。
続けて、赤星氏が打者目線での山本氏についても語った。中日の本拠地・バンテリンドームと阪神の本拠地・甲子園ではマウンドの傾斜が異なり、傾斜がより大きいバンテリンドームでの対戦は、山本氏の身長が大きいことも踏まえ、「正直無理だと思っていた」。身長の影響は球速にもあり、「150kmぐらい」と、スピードガン以上の球速に感じたという。
好投手である2人との対戦では、共通して「引っ張る意識は全くなかった」「そのために内角に投げさせたくない」と打席での心情を語り、ベースに寄ることで「当てたら出塁することになる」という意識を投手側に芽生えさせていた赤星氏。










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