「スーさん、コレいいよ!」のコーナーには、
年間およそ100もの大学博物館に通う、大学博物館ライターの大坪覚さんが初登場!「大学博物館ってなに?」という基本から、連日の猛暑でも涼しく&無料で楽しめる都内・近郊のおすすめスポットを教えていただきました。

そもそも「大学博物館」って何⁉
「大学博物館」とは簡単に言うと、大学が運営し一般に公開している博物館のこと。

その大学の研究成果や得意分野の資料、お宝、アートなどが展示されています。学生しか入れないイメージを持たれがちですが、実は一般の人も気軽に立ち寄れる「隠れた特別空間」!しかも、無料で入場できる施設が多いのも魅力です。

東京駅から徒歩およそ1分!インターメディアテク!

▼旧東京中央郵便局の建物をリノベーションした建物!
正式名称は、「JPタワー学術文化総合ミュージアムインターメディアテク」。
東京駅の目の前、商業施設「KITTE」内にあるのが、東京大学総合研究博物館と日本郵便が協働運営する「インターメディアテク」。日本一立地が良いといっても過言ではない大学博物館です。

2つのフロアを使った展示で、自然史と文化史をメインとしています。主に、動物や鳥類の骨格標本、剥製などをアートのように展示しています。サーベルタイガー、オオトカゲ、エジプトのミイラなど、推しの逸品を見つけるというのも楽しみの一つ。東大の歴代教授陣の肖像画や胸像、重厚な木製什器など、スタイリッシュで昭和モダン建築を感じられる空間が広がっています。博物館と美術館が複合されたような、不思議な魅力があって何度も足を運びたくなりますよ。

★基本的には常設展示の空間ではありますが、少しずつ展示内容が変わったりもしているので、何度行っても楽しむことができます。

スー&杉山 「写真見るとハリポタみたい!すごい素敵な空間!こんなところがKITTEの中にあるなんて知らなかった~!」「恐竜や動物の大きな骨格標本もあって、お子さんの夏の自由研究にもぴったりですね!」

「インターメディアテク」
・JR東京駅から徒歩1分ほど。
・入場料は無料。


・休館日は月曜日。そして、月曜日が祝日の場合はその翌日や年末年始も休館とのこと。

日本のモノと心を知る、名品揃い!國學院大學博物館

東京駅から徒歩で約1分! 無料とは思えない最高の大学博物館が...の画像はこちら >>
東京駅から徒歩で約1分! 無料とは思えない最高の大学博物館がここにあり!

渋谷駅から徒歩13分ほど、國學院大學渋谷キャンパス隣にある「國學院大學博物館」。日本の伝統文化を一気に学べるため、海外からの観光客にも大人気です。

▼常設展は「考古」「神道」「校史」の3ゾーン。
名門・國學院の考古学研究の賜物である「火焔型土器」やキュートな「土偶・埴輪」。日本の「まつり」や神々への信仰を具現化した「神道展示」など、教科書級の名品がズラリ。また、コロナ禍をきっかけに始まったYouTubeの「オンラインミュージアム」では、自宅で楽しむことはもちろん、実際に足を運んだ先で音声ガイドのように展示解説を楽しむこともできます。お子さんの自由研究などにも良いかもしれません。博物館の魅力の一つでもある、ミュージアムショップも併設されています。

スー&杉山 「海外の人が日本人の感覚や文化を真面目に知りたい時に一気に学べる場所ですね。こんな大きな土偶や埴輪、なかなか一気に見られない!」

「國學院大學博物館」
・渋谷駅から都バスを利用した場合には「国学院大学前」で下車。または、渋谷駅から徒歩およそ13分の場所にあります。


・入場料は無料。
・不定休となっているので、公式サイトの開館カレンダーなどをご確認ください。
→スタッフが確認したところ、 8月は毎週月曜日と、お盆期間の周辺がお休みのようでした。

本物の骨に触れる体験も!「麻布大学 いのちの博物館」

神奈川県相模原市にある「麻布大学 いのちの博物館」。獣医学を学べる麻布大学ならではの、動物の病理解剖などを通して集められた学術的に貴重な標本が展示されています。

▼ゾウやキリン、そして圧巻なのが今にも動き出しそうな巨大アナコンダの骨格標本。博物館では珍しい本物のゾウの顎の骨や、シカ・ウマ・イヌなどの頭骨に直接タッチできる「ハンズオンコーナー」も開催されています。(原則土曜日開催)

▼ゾウやキリンといった大物のほか、特に魅力的なのが、今にも動きだしそうな、巨大なアナコンダの骨格標本!「いのち」への畏敬の念が生まれてくる展示となっています。

スー&杉山: 「アナコンダの骨すごい!!こんな細かい骨になってるんだ!」 「ゾウの骨とか、重厚感やリアルな重さを手に取って感じられるのは貴重な体験ですね!」 「猛暑で動物園に行くのが大変な時期も、まずは涼しいところで骨格と剥製で学んでから、涼しくなって本物を見に行くっていうのも賢い回り方かも!」

「麻布大学いのちの博物館」
JR横浜線「矢部駅」から 徒歩およそ5分。
・休館日は、土曜日、日曜日、祝日、など。
・月に1回ほど土日にも特別開館をしている場合があるので、詳しくは公式サイトの開館カレンダーをご覧ください。
・また、入場料は無料ですが、事前の予約が必要です!お忘れなく!

東京駅から徒歩で約1分! 無料とは思えない最高の大学博物館がここにあり!

大坪さんからお知らせ!
今回ご紹介したような大学博物館の魅力がぎゅっと詰まった私の本、「東京のワクワクする大学博物館めぐり」はトゥーヴァージンズより、販売しています。

また、同じシリーズで、「京都のワクワクする大学博物館めぐり」という本もあります!どちらも税込み2,090円で販売中です。ぜひ、チェックしてみて下さい!

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大坪覚さん(大学博物館ライター)
◆1967年、富山県生まれ。
◆龍谷大学 文学部 史学科 国史学専攻。そして文化学院の創造表現科を卒業。
◆年間およそ100の大学博物館に通う。
◆ご著書に『TOKYO大学博物館ガイド』や、トゥーヴァージンズ『東京のワクワクする大学博物館めぐり』などを発売されたほか、大学博物館ファンとして、様々なメディアで大学博物館関連の発信をされています。

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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