妻のヴァネッサさんによる離婚申請からもうすぐ2週間。およそ300ミリオンドルとも言われるコービーの資産の分与に注目が集まっているが、2人の娘の養育権については間違いなく彼女が要求するものと思われる。コービーが敏腕離婚弁護士を高額で雇うことを予測してか、彼女は用意周到にこの度の離婚申請を行ったようだ。
米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』によれば、ヴァネッサさんは何年間にもわたって複数の私立探偵を雇い、コービーのプライベートな行動を監視させたという。きっかけは03年、コロラド州デンバーでコービーが若い女性にレイプしたとされるあの事件。ヴァネッサさんの中で、夫への不信感は増幅していったのであろう。
新労使協定の締結に関し、オーナー側と選手側の交渉が難航したために7月からロックアウトに突入していたNBA。話し合いが進んで先月ようやく解除となったが、その緊張の期間にも浮気を楽しんでいたことが分かり、ヴァネッサさんはコービーの無神経さに激怒。甘い言葉や豪華な贈り物で以前のように丸め込まれることはイヤだとして、ついに「離婚」のトリガーを引いたという。
3ケタに及んだ愛人との不倫騒動というと、どうしてもタイガー・ウッズを思い出す。
だが、セレブな男たちがその点かなりユルくなっているのは事実。何しろ、彼らには黙っていても女性の方から群がってくる。超リッチなトップアスリートともなれば、放つフェロモンの量と質はただモノではないのだ。
自分の女好きが災いし、不貞が発覚すれば必ずメディアが大騒ぎし、とんでもない慰謝料を請求される。もちろん大事な家庭は崩壊し、愛する子供の養育権は妻に持って行かれる。周囲の人々のこうした失敗をイヤというほど見ているせいか、俳優レオナルド・ディカプリオなどは妙に結婚を避けているではないか。この手のニュースに触れる度に、彼の生き方がやけに男らしく思えて来るから不思議である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)