全体1位指名のロック・チョロウスキー Photo/Getty Images
米メディアはファンも「敗者」と指摘
2026年MLBドラフト1日目が終了し、各球団の指名戦略に注目が集まっている。米『CBS Sports』は、今回のドラフトにおける「勝者」と「敗者」を選出し、その特徴を分析した。
最大の勝者として挙げられたのは、全体1位でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の遊撃手ロック・チョロウスキーを指名したホワイトソックスだ。大学3年間で打率.329、出塁率.448、長打率.624を記録し、通算では105四球に対して100三振と優れた選球眼も兼ね備える逸材。球界全体でも「今ドラフト最高の選手」と評価されており、ホワイトソックスが余計な駆け引きをせず本命を指名した点を高く評価している。
一方で、「敗者」とされたのがMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏だ。ドラフト当日、全体1位指名となったチョロウスキーの姓を読み間違えたことが話題となり、『CBS Sports』は「1年間準備する時間があったはず」と皮肉を交えて批判している。
また、大学野球の強豪ジョージア工科大学も勝者の一つに選ばれた。同校からは捕手ヴォーン・ラッキーが全体3位、外野手ドリュー・バレスが全体8位で指名されたほか、2巡目でも2選手が名前を呼ばれ、育成力の高さを印象づけた。
ドラフト全体の傾向としては、「コンタクト能力」を重視する流れが鮮明になった。高いミート力を持つ打者が予想以上に早い順位で指名される一方、空振り率の高い有望株は順位を落とすケースも見られた。三振が増加する現代野球では、確実にバットへ当てる能力の価値がこれまで以上に高まっていると同メディアは分析している。
対照的に「敗者」とされたのが投手だ。トップ20指名のうち投手はわずか3人で、ドラフト史上最少タイの数字となった。
さらにコロラド・ロッキーズも勝者として評価された。新たに編成トップへ就任したポール・デポデスタ氏の下、故障歴がありながら高い才能を持つ選手を積極的に指名。「リスクはあるが、それ以上にリターンを重視したドラフトだった」と高く評価されている。
一方で、『CBS Sports』はファンも「敗者」に挙げた。ドラフト中継が複数のテレビ局や配信サービスに分散され、視聴環境が複雑化したためだ。同メディアは「ファンがドラフトを見るために複数のサービスへ加入しなければならない現状は、リーグの普及という観点から逆行している」と指摘している。
近年のMLBドラフトでは、球速やパワーだけでなく「確実性」が重視される傾向がより鮮明になってきた。今回の指名結果は、各球団の育成哲学やリスク管理の考え方が大きく変化していることを象徴するドラフトだったと言えそうだ。

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


