なぜトゥヘル監督への批判は止まないのか 識者「彼が酷い監督だ...の画像はこちら >>

イングランドのトゥヘル監督 photo/Getty Images

守備的な采配に批判集中

ワールドカップ北中米大会準決勝でアルゼンチンと対戦したイングランドは、55分にアンソニー・ゴードンのゴールで先制に成功したが、その後早い時間帯で守備的な戦い方に切り替えたことでアルゼンチンの猛攻を受けて逆転負け。決勝進出を逃した。



その後フランスに勝って3位入賞を果たしたものの、アルゼンチン戦でのトーマス・トゥヘル監督の采配は依然としてイングランド国内で厳しく批判されている。

その批判に収束の気配はなく、むしろ解説者のゲーリー・リネカー氏がトゥヘル監督のことを「ドイツのスパイ」と発言するなど状況は悪化しているとさえ言える。

こうした中、トゥヘル監督の母国ドイツでは同監督を擁護する意見が出始めている。バイエルン・ミュンヘンやリヴァプールで活躍したマルクス・バッベル氏も、ドイツメディア『ran』とのインタビューの中で以下のように語っている。

「トーマス・トゥヘルは就任当初から懐疑的な目で見られていた。それは彼が酷い監督だからではなく、単純にドイツ出身だからだ。非常に素晴らしいとは言えないが、それでもイングランドは準決勝までは良くやっていた。しかし一度でも上手く行かなければ、トゥヘルはとてつもないバッシングの嵐に晒されることになる」

「たとえ今回のワールドカップで優勝していたとしても、トゥヘルがイングランド人に受け入れられることはなかっただろう。しかし、我々は事実をしっかりと評価しなければならない。イングランドはワールドカップ予選を素晴らしい成績で勝ち抜け、本大会では準決勝まで来て決勝にもあと一歩だった。トゥヘルは戦えるチームをピッチに送り出すことに成功していたし、チームにはハリー・ケインやジュード・ベリンガムのような素晴らしいリーダーがいた」

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