「悲しみと喜び、涙と笑顔……そんな感情が交錯した一週間」決勝...の画像はこちら >>

アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督 Photo/Getty Images

母国サポーターに向けメッセージ

アルゼンチン代表の指揮官リオネル・スカローニ監督が、自身のSNSを通じて母国のサポーターに向けメッセージを送った。

アルゼンチンは先週行われた北中米ワールドカップの決勝でスペイン代表と対戦し、0−1で敗れて大会連覇を逃した。

試合後にはキャプテンのリオネル・メッシが涙を流す姿も見られ、悔しい結末となった。

メッシと同じく試合後に涙を流したスカローニ監督。それから1週間が経過した28日、スカローニ監督は自身のインスタグラムを更新し、今大会を振り返るとともに、母国のサポーターへ向けて現在の心境を次のようにつづった。

「悲しみと喜び、涙と笑顔、不安と安堵、緊張と落ち着き、そんな感情が交錯した一週間を経て、ようやくこうして言葉を綴ることができます」

「皆さんもご存じのように、私はSNSがあまり得意ではありません。でも、この場が皆さんに思いを届ける最良の方法なのかもしれません。まず伝えたいのは、『申し訳ない』という気持ちです。もう一つのトロフィーを持ち帰り、皆さんに新たな喜びを届けることができませんでした。その喜びが、たとえ数日でも、人生のつらい出来事を忘れさせるものであってほしかったのですが、それは叶いませんでした」

「それでも、皆さんには私たちが示そうとしてきたものを心に留めてほしいのです。私が妻に話すときには、選手たちを『私の戦士たち』と呼んでいた。

「努力すること。強い意志を持つこと。『自分ならできる』と信じること。
どんなに状況が苦しくなっても決して諦めないこと。もう何も残っていなくても、すべてを出し尽くすこと。自分たちを何も知らない人たちから冷たい批判を浴びても耐え抜くこと。脚がもう脳の命令に従わなくなっても、それでも立ち続けようとすること。それこそが、本当のトロフィーなのです」

「スタッフ、選手たち、アルゼンチンサッカー協会(AFA)の皆さん、そして私たちが快適に戦えるよう陰で支えてくれたすべての方々に、心から感謝しています。そして、温かい愛情を送ってくださった皆さん一人ひとりにも、深く感謝しています」

そしてスカローニ監督は最後に「アルゼンチン人の友人を持つ者は、宝を持つのと同じだ」と締めくくり、母国への深い愛情をにじませている。

スカローニ監督とアルゼンチン代表の契約は今年12月までとなっており、その後も続投するかどうかは不透明だ。監督自身も決勝戦後の記者会見にて「今後どうするか決めるための時間が必要だ」と話しており、その去就に注目が集まっている。一方『TyC Sports』によれば、アルゼンチンサッカー協会は以前から協議されていた通り、2030年までの契約延長を打診する意向であるという。

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