全国高校総体サッカーが25日、福島Jヴィレッジを主会場に開幕した。2年ぶり出場の静岡学園は26日の2回戦から登場する。

 注目は新チーム結成時からレギュラーを務めるGK田辺匠真(3年)だ。近年の静学の守護神は187センチの中村圭佑(現東京V)や185センチの有竹拓海(現中大)といった長身選手が務めてきたが、田辺は174センチ。GKにしては小柄だ。

 だがピッチ上での存在感は大きい。大声で指示を出し、縄跳びで鍛えたジャンプ力を生かしてハイボールも的確に処理。守備範囲も広い。「体が小さくても、ちゃんとできるところを見せたい」と反骨心をのぞかせる。

 サッカーは小1から。14年のブラジルW杯でドイツの優勝を見て、「ノイアーがすごいと思った」と、最初からGKを志した。今夏もイングランドGKピックフォードに「プレーの参考にしたい」と、熱い視線を送っていた。

 ここまで静学は新人戦、県総体と2冠。プリンスリーグでも首位に立ち、今季公式戦は22勝1分けと無敗を誇る。

だが「無失点の試合が少ない」と田辺は満足していない。まずは2回戦。大分にクリーンシートで勝つ。(里見 祐司)

 ◆田辺 匠真(たなべ・しょうま)2008年7月3日、静岡市生まれ。18歳。高部JFCで小1時から本格的にサッカーを始めた。静岡学園中出身。174センチ、72キロ。血液型A。家族は両親と妹。

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