赤子のヤマルを抱くメッシ 画像はX@FOSより
メッシとヤマルが『スター・ウォーズ』に
リオネル・メッシはサッカー史に残る数々の名場面を生み出してきた一方で、インターネット上では「ミームの王様」としても知られる存在だ。米『Sports Illustrated』は、世界中で爆発的に拡散された「メッシの名作ミーム」を特集している。
最も新しい話題として紹介されたのが、2026年ワールドカップ準決勝のイングランド戦で生まれた"うなずきミーム"だ。
準決勝のイングランド戦では、ジュード・ベリンガムと言葉を交わした直後、メッシが眉を上げ、下唇を突き出しながら力強くうなずく姿が中継カメラに映し出された。その数秒間のリアクションは、「かかってこい」「望むところだ」「よし、やろう」といった意味に受け取られ、試合直後からSNSで爆発的に拡散。
海外ではその表情だけを切り抜いた画像が大量に投稿され、「上司をCCに入れたメールを送った後」「洗車したばかりの車を見つめるハト」「絶対に勝てると思った瞬間」など、日常のあらゆる場面に当てはめたジョーク画像や動画が次々と作られ、一大ネットミームとなった。
また、近年最も有名な画像の一つが、20歳だったメッシが生後5カ月のラミン・ヤマルを抱いて入浴させる2007年のチャリティー撮影だ。
当時は何気ない1枚だったが、その約20年後、ヤマルがスペイン代表としてワールドカップ決勝でメッシ率いるアルゼンチンを破ったことで、「師匠と弟子」「父と息子」といった構図になぞらえたミームが世界中で拡散した。
特に『スター・ウォーズ』のオビ・ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーになぞらえる投稿が流行。「師を超えた弟子」という物語になぞらえた投稿が相次ぎ、世界中のフットボールファンが画像を加工して楽しんだ。
そのほかにも、コパ・アメリカ決勝で負傷交代後に涙を流した姿や、ライバルファンが生み出した「Pessi(ペッシ)」という愛称も紹介された。「Pessi」は「PKばかりで点を取る」という皮肉から生まれた呼び名だが、記事ではクリスティアーノ・ロナウドの方がPK成功数は多く、対抗して「Penaldo(ペナウド)」という愛称まで誕生したと紹介している。
天才的なプレイだけでなく、一瞬の表情や何気ない写真まで世界中のネットユーザーに愛され続けるメッシ。史上最高の選手を巡る"ミーム文化"もまた、フットボール史の一部になりつつある。

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