「ガーナの選手こそふさわしい」——0-0の試合でベリンガム自身が抱いたPOM受賞の違和感への正体

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FIFAワールドカップで毎試合選ばれる「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」の選考方式に疑問の声が高まっている。FIFAは2010年大会からファンのオンライン投票で受賞者を決定しており、ビール大手ミシェロブ・ウルトラが冠スポンサーを務める。

登録不要で世界中から投票できるため、メッシやロナウドといった知名度の高い選手に票が集まりやすく、実際の試合内容と受賞者が一致しないケースが相次いでいる。



「ガーナの選手が受賞すべきだった」ベリンガムが受賞を辞退する姿勢を示す



イングランド代表MFジュード・ベリンガムは、ガーナとの引き分け後に「自分はこの賞に値しない」と率直に認めた。「ガーナの選手こそ、この試合で最も際立っていた。彼らの守備は本当に優れていた」とコメントし、知名度が投票を左右する現状に疑問を示した。クリスティアーノ・ロナウドはクロアチア戦でPKを1本沈めただけだったにもかかわらず受賞している。



ラミン・ヤマルはスペイン対ベルギー戦でファビアン・ルイスと途中出場のミケル・メリノのゴールでチームが勝利した試合で受賞したが、自身は得点に絡んでおらず、多くのアナリストから疑問の声が上がった。



メッシが最多4度受賞——2010年から続くファン投票制度の光と影



今大会でリオネル・メッシは最多の4度受賞しており、次いでベリンガム、ヴィニシウス、ハーランドが各3度受賞している。2010年大会からFIFAは専門家による選考をやめ、ファン投票に切り替えた。ハーフタイムから試合終了後まで投票でき、試合終盤に劇的なゴールが生まれた場合は投票を変更することも可能だ。



英スポーツ専門デジタルメディア『SPORTbible』はFIFAの広報担当者の言葉として「冠スポンサーがアルコール飲料メーカーのため、宗教上の理由やムスリムの選手、未成年の受賞者に対してはスポンサーロゴを外した賞品・背景が用意されている」と伝えた。注目度が高まった今大会では、個人表彰のあり方を見直すべきとの議論が大会期間を通じて繰り返された。決勝でスペインが優勝を果たした後も、FIFAから制度見直しに関する公式な発表は出ていない。

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