スペイン代表としてW杯優勝を成し遂げたメンバーの表彰式で”バ...の画像はこちら >>

スペイン代表を優勝に導いたデ・ラ・フエンテ photo/Getty Images

公式化を望む声も

アスレティック・ビルバオがセビージャ戦の試合前に予定しているワールドカップ優勝メンバーへの表彰を前に、バスク代表の公式化を求める声が上がっている。『MARCA』が報じた。



今回表彰されるのは、アスレティック・ビルバオ所属のGKウナイ・シモン、DFアイメリク・ラポルテ、FWニコ・ウィリアムズの3選手。また、元アスレティック・ビルバオ所属で現在はスペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテも表彰対象となっている。ただし、デ・ラ・フエンテはピッチには姿を見せず、表彰はスタンドの貴賓席で行われる予定だ。

こうしたなか、アスレティックのソシオ・コンプロミサリオで構成される団体「Athleticen alde bustiko gara」が声明を発表。今回の表彰を、バスク代表の公式化を求める機会にしたいと呼びかけた。

同団体は、ファンに対してサン・マメスへイクリーニャをはじめとするバスクの象徴を持参し、バスク代表の公式化を求める意思を示すよう呼びかけている。

声明では、バスク代表の公式化をこれまでも支持してきたとし、「すべてのスポーツで現実になるまで続ける」と主張。今回の試合を通じても、バスク代表が国際大会などで正式に競技できる権利を求めていく姿勢を示した。

一方で、アスレティックの選手に対する敬意も強調した。

声明では、選手への反応について「拍手したい人は拍手すればいい。沈黙したい人は沈黙すればいい」としながらも、「決して自分たちのチームの選手をブーイングすることはない」と表明した。

また、スタジアムでの抗議についても、侮辱的なチャントではなく、あくまで敬意を持った形で行うようファンに呼びかけている。
特に「スペイン」を侮辱するようなチャントや、スペイン代表を敵視する内容のコールについては、反対する立場を明確にした。

同団体は、過激な抗議によってバスク代表の公式化を求める運動そのものの正当性が損なわれることを警戒している。

アスレティック・ビルバオは歴史的にバスクとの結びつきが非常に強いクラブとして知られている。今回の表彰式ではワールドカップ優勝を祝う場であると同時に、バスク代表を巡る議論にも注目が集まりそうだ。

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